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こんにちは。るるんケアタクシーです。
今日は介護タクシーのお仕事から少し離れて、我が家で起きた、ちょっとした大事件のお話です。
先日、近所で暮らしている母猫と4匹の子猫を保護しました。
その最後の3匹が、なんと我が家の仕事車、キャラバンのエンジンルームに隠れていたのです。
無事に保護できた今だから笑ってお話しできますが、なかなか大変な数日間でした。
きっかけは、近所でご飯をもらっている母猫が、4匹の子猫を連れていると知ったことでした。
母猫は「チャコちゃん」という名前で呼ばれている、まだ若そうな可愛らしい猫さんです。
子猫たちも少しずつ歩き回れるようになり、車の下をちょこちょこと走る姿が見られるようになっていました。
そして、どうやら我が家のキャラバンの下やエンジンルームにも出入りしているらしいのです。
最近は小さな福祉車両のクリッパーで出動する機会が増え、キャラバンを数日間動かさないこともありました。
静かで雨風もしのげる車の下は、猫たちにとって都合のよい隠れ場所だったのかもしれません。
でも、車はいつか必ず動かします。
もし気づかずにエンジンをかけてしまったら……。
そう考えると、とてもそのままにはしておけませんでした。
実は3年前にも、母猫と子猫たちの保護に関わったことがあります。
そのときの経験から、猫の保護には時間も体力もお金も、そして何より気力が必要なことを知っていました。
正直なところ、もう二度と関わることはないだろうと思っていたのですが……。
目の前で小さな子猫たちが走り回っている姿を見てしまうと、やっぱり放っておけないんですよね。
そこで、川口市内で保護猫活動をされている「かわねこ」さんに相談しました。
お忙しい中、代表の寺戸さんが親身になってお話を聞いてくださり、保護に向けて動き始めることになりました。
捕獲器を用意して、子猫たちの様子を確認しながらの捕獲作戦です。
そして10月3日(土)。
まずは母猫のチャコちゃんと子猫1匹を無事に保護することができました。
その日のうちにシェルターへ引き継ぎ、ひとまず安心。
ところが、残りの3匹が見つかりません。
母猫と離れてしまった小さな子猫たち。
どこにいるのか、ちゃんとご飯を食べられるのか、心配でたまりませんでした。
翌10月4日(日)の朝。
翌日の仕事の準備をするため、キャラバンの車内を片づけていました。
実はキャラバンのエンジンは、一般的な乗用車のようにボンネットを開ければ見えるわけではありません。
助手席の下にエンジンがあるため、確認するにはシートを持ち上げる必要があります。
しかも介護タクシーなので、助手席には搬送に必要な備品がいっぱい。
それらを全部どかさなければならず、エンジンルームを見るのもひと仕事です。
でも、子猫たちが入り込んでいる可能性がある以上、出発前に自分でも確認できるようにしておかなくては。
そこで、車関係の仕事をしている夫のきんさんに、助手席の開け方を教わっていました。
ちょうど荷物を片づけていたところへ、きんさんが帰宅。
「こうでしょ? あーでしょ? こうやってね!」
教わったとおりにバックルをガチャガチャと外して、よいしょっと助手席を持ち上げてみると……。
いたーーーっ!!!
なんと、エンジンの上に3匹の子猫が、ぎゅっと身を寄せ合っていたのです。
しかも、突然頭の上が開いて私たちと目が合ったものだから、子猫たちも一瞬「えっ!?」という顔で固まっていました(笑)。
こちらもまさか本当にいるとは思わず、びっくり!
でも、その直後に子猫たちはエンジンルームのさらに奥へ。
そこからは、きんさんと二人で大捕物です。
狭い隙間に手を伸ばして、噛まれたり引っかかれたりしながら、なんとか3匹とも無事に保護することができました。
写真を撮る余裕なんて、もちろんありませんでした(笑)。
今回の出来事で、ひとつお伝えしたいことがあります。
車のエンジンルームに猫が入り込む事故を防ぐため、車体を軽く叩いて猫に知らせる「猫バンバン」という取り組みがあります。
私も子猫たちが車の近くにいることを知っていたので、強く叩いて怖がらせないよう、優しくコンコンと音を出して確認していました。
ところが、子猫たちは出てきませんでした。
怖くて動けなかったのかもしれません。
今回、たまたま助手席を上げて目で確認したことで、3匹を見つけることができました。
もし、あのまま気づかずにエンジンをかけていたら……。
考えるだけでゾッとします。
介護タクシーでは、キャラバンやハイエースなどの車両を使用されている方も多いと思います。
もちろん一般の乗用車でも起こり得ることです。
特に数日間動かしていない車や、近くで猫を見かけたときには、エンジンをかける前に少し気にかけていただけたらと思います。
音を出しても猫が出てこないことがあるので、気配がある場合は、無理に始動せず安全を確認することが大切だと感じました。



保護した子猫たちは、シェルターの方へ無事に引き継ぐことができました。
そして母猫のチャコちゃんについても、当初は避妊手術をして元の場所へ戻す予定でしたが、その後いろいろな方が相談に乗ってくださり、人慣れの可能性がある子だという判断で保護を継続して里親さんを探していただけることになりました。
チャコちゃんが再び外で暮らすことにならず、本当にホッとしています。
今回の保護では、かわねこの寺戸さんをはじめ、たくさんの方にお世話になりました。
保護猫活動をされている方々は、私たちの知らないところで、日々たくさんの小さな命と向き合っていらっしゃいます。
実際に関わってみると、その大変さを改めて感じます。
お忙しい中で力を貸してくださった皆さまに、心から感謝しています。
そして、傷だらけになりながら子猫を捕まえてくれたきんさんにも感謝です。
突然始まったチャコちゃん一家の保護大作戦。
心配したり、悩んだり、寝不足になったり。
なかなか大変な出来事でしたが、今となっては忘れられない思い出になりました。
これから子猫たちが素敵な里親さんに出会い、チャコちゃんも安心して穏やかに暮らしていけることを願っています。
小さな命が5つ。
みんな無事で、本当によかった。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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